長崎戦後 木村監督コメント(J's GOALより)

 こんなもんでしょう、天皇杯は。下のカテゴリーのチームは、失うものがないというか、思いっ切りやって来る。失点の場面は、攻め込んでやり切れない。そこからの切り換え、相手に起点を作らせてはいけないのに、簡単にやらせてしまった。
 ハーフタイムでは、久しぶりに声が大きくなりました。
 後半、いい時間帯で追いつけた。1点取れれば何点か取れるだろうと思っていた。
 天皇杯は勝つことが目標。優勝が目標。トーナメントですから、負けか優勝か。それしかない。
 3点取ったあとに、4点目、5点目とちゃぶれたら、佐野監督にもっといい顔ができたのですが。まあ、彼もいいチームを作ってきているという感じを受けました。
 
Q::小野の公式戦初ゴールについては?
 いつかは点を取ると思っていた。ちょうどJ1リーグ戦から天皇杯に変わって、今日は取るのではないかと予想していた。試合全体で3点、4点取れるシーンがあった。まだまだ、いろいろな焦りがあるのかなと思う。とりあえず1点入れて、またJ1リーグ戦に出られれば期待が持てる。彼は、それだけ点を取れる可能性を持っている。どんどん点を取って、盛り上げてほしい。
 
Q:天皇杯に対する思い入れについては?
 現役時代に7回決勝に進んで、6回優勝している。これは選手には自慢げに話しています。そういう喜びを、ぜひ選手たちに味わってほしい。選手たちは力も持っている。そういう勝負強さも身に付けていってほしい。私自身も監督として金メダルがほしいね。