京都戦後 木村監督コメント(J's GOALより)

 本当に暑い中、選手はよくやってるなと。ただ、楽な試合は本当にできない。あれだけ主導権を握りながら、もっとシュートに持って行かないといけない。特に前半で、2点、3点と決められれば、もっと楽なというか、体力をもっと使わないゲームが出来たのではないかなと思います。まあ、本当に選手はよくやってくれているなと思いますね。本当に暑い中、厳しい日程で。もっといいサッカーをお見せしなくてはいけないのに、ちょっとコンディション的にはきつい。来週は1週間空きますから、リフレッシュしてコンディション整えて、ホームですから(8/29@日産ス vs新潟)、是非いいサッカーして、サポーターに喜んでもらいたいと思います。
 
Q:松田選手に代えて河合選手を入れる時にどんな指示を?
 まず、あそこの所でボールに行けなくなったのと、あそこからの展開、起点になっていかないといけないところが出来なかった分、リズムが悪かった。ですから、その辺をちょっとやってくれと。あそこまで行ってゴールするというのは自分の判断ですからね。本当によく応えてくれたというか。ああやって交代して出した選手が活躍してくれればね、本当に監督にとってはうれしいですよね。これで、まあ、勝って横浜に帰れるわけですからね。やっぱり気持ち的にも、体的にもまだましかなと。本当にね、よくやってますよ、こんな暑い中。あんまり暑い中でやるもんじゃないね。
 
Q:河合選手が最近ベンチに入るようになった要因は?
 まず経験値が高い、ということ。今あの2人でボランチやってますからね。どうしても起点になりますからね、攻守に渡って。その辺で作れるか。今日もあれだけのことをやってくれて、また清水もいますからね、清水と(河合)竜二と松(松田直樹)と、ベテラン3人でもうちょっと暑い中頑張ってもらうかなと、思っていますけどね。まあ、年齢じゃないですよ、本当に。体が動けば、頭と体があれば、やっぱりいいサッカーできますよ。
 
Q:前半はかなり主導権が握れ、パスを出した選手の追い越す動きがあったが、これが監督の目指すサッカーでもあるのか?
 もちろんそうですよね。試合の何日か前、いい時のビデオ観て、いい時というのはボールに対して、どんどん後ろから追い越していく。そういうプレーのイメージを作ろうと思って、みんなで一緒に観たんですけどね。前半はかなりそういう動きも良かったですし、スペースへ出て行って、坂田とか、割りとマークが京都の場合ルーズですから、やっぱり出したら動くという基本的なことです。それは練習の時から言ってました。前半はかなりできたと思うんですけど、ばったり後半になると足が動かなくなったのか、ちょっと運動量が落ちましたからね。それでリズムを失くしましたけどね。
 
Q:運動量が落ちたというのは、スケジュールが原因という部分もあるのか?
 そりゃ、中2日、中3日。やってみたらわかるよ。大変よ、こんな暑い中。昨日よりかは暑くなかったみたいですけど、やっぱ暑いよ。大変ですよ。だから、早く休ませてあげたい。
 
Q:後半攻められたが、どんなふうに試合を終わらせられればと考えていたか。
 その辺はもう、リズムが悪い時はしっかり我慢して、皆でやるしかないんです。やっぱり、最後まで勝ちたいという気持ちを持って、最後までやってくれたというのが本当に良かったのかなと思います。