清水戦後 選手コメント(J's GOALより)

小椋祥平選手

 (相手が10人になってからは)3点目も狙いにいっていたけど、取りきれなかった。そこで取れていれば、相手も少し落ちるだろうし、もっと楽になったと思う。相手は1人少ないけど、かといって攻め急いでいるとカウンターでやられたりするので、うまく回しながら、行くときにもっと迫力を持っていければ良かったなと思う。
 
Q:これで2連勝ですが、どのへんが良くなってきた?
 (中村)俊さんが我慢してあまり下がってこなくなったというところは、自分たちを信頼してもらえるようになったと思うし、そこでうまくバランスがとれるようになったのかなと思う。

 
兵藤慎剛選手

Q:先制点の場面は、あそこを狙っていた?
 俊さんドリブルで抜けると思ったので。チームであそこに行くというのは決まっていたけど、タイミング良くあそこに抜けられて、誰もマークがついていなかったので、俊さんが良いボールをくれて、自分は合わせただけ。でも、チームの狙いが出たという部分では良いことだし、2試合続けてセットプレーで点が取れているというのは、これからの強みになってくると思う。厳しい試合ではセットプレーが大事になってくると思うので。
 ただ、2本ともセットプレーからの点なので、流れの中から点が欲しいというのはあるけど、チーム状況があまり良い感じではなかった中、こうして連勝できたというのは、去年にはなかった強さだと思う。こういう厳しい試合を戦っていくことによって、みんな経験値も上がっていくと思うし、これからまだ16試合もあるので、上とはまだ離れているけど、一戦一戦やっていけば絶対チャンスはあると思うので、チーム全体で頑張っていきたい。
 
Q:対清水ということで、意識していたことは?
 今の清水は、前線がすごく調子がいいので、しっかり僕らがブロックを作って、挟み込みだとか、攻から守への切り換えという部分を全員が早くできたと思う。最後は相手がロングシュートを打ってきたり、精度の高いボールを上げたりしても、チーム全員で身体を張れたという部分が、泥臭いけど勝利につながったと思う。だから、良い試合というか、チームとしては良い勝ち方だったと思う。
 
Q:攻撃に関しては?
 前半は、相手が前に前に来ていたので、なかなかチャンスを作れなかったという部分もあるけど、後半は相手が運動量も落ちて、自分たちがボールを持つ時間も多くなって、そこから多少攻撃の形はできてきたかなと思う。でも、(岩下が)退場した後にあれだけボールを持っていたので、3点目、4点目を取りにいければ、いちばん良い勝ち方だったと思う。ただ、全員がハードワークして、1点差でも勝てたということは、本当に大きな1勝だったと思う。