大宮戦後 木村監督コメント(J's GOALより)

 8月の3連戦を、ワンセットと考えている。前節のFC東京戦は0−0だったが、その結果にかかわらずメンバーを入れ替えていこうと考えていた。夏場の苦しいところを、今まで出場させてきたメンバーをうまく融合させて勝利に導きたいと考えていた。

 大宮には相性が悪いと言われていたが、僕自身が監督になってからは、これが数試合目。今日のゲームを見ると、確かに相性が良くないのかもしれない。
 先制点がすごく大事だと言うことも伝えていた。立ち上がり点が取れて、楽には試合が進められた。ただ前半に相手のロングフィードからセカンドボールを拾ってくる狙いだったので、先制したがために、ウチも同じようなサッカーをした。その辺はハーフタイムに修正した。

 最後の残り15分、あるいは河合を代えたあたりからは1点守り切ろうという指示をした。途中交代の山瀬も前線でチャンスを作れていたし、まあまあのゲームだったかなと思う。最後、サイドからのクロスはピンチと感じなかったが、こぼれ球を拾われてのミドルシュートなどは怖かった。

 3連戦で最低でも2勝しようという目標で、今1勝。中2日で柏戦が控えている。選手のコンディションを見ていきたい。今季、今までこういうゲームを勝ちきれず引き分けたりしていた部分があるので、今日の1勝は大きい。

 河合が半年振りに試合に出場した。本人は感慨深いものがあるのではないか。
 
Q:大宮との前回の対戦のときとシステムを変えたのは?
 システムは見方によって違うかもしれない。イメージ的にはスタートポジションは4−2−3−1。しかし、システムでサッカーをするわけではない。その点からも。前線の4人は流動的に動くようにと言っている。もっと流動してもいいかもしれない。