浦和戦後 木村監督コメント(J's GOALより)

 前節まで13位。この浦和戦、そして来週のG大阪戦にぜひ勝って上位に食い込もうとトレーニングを積んできた。ナビスコカップで、だいぶ良い形が出来ていたので、勝ち負けは別にして、良いゲームは出来ると思っていた。
 代表の中澤は、本人と話をして休めることを決めた。韓国代表の金根煥は試合には出ていなかったので、コンディションも悪くなかったので、ワンポイントで使おうとベンチに入れた。
 最近の浦和の試合のビデオを2、3試合見ていた。2−3で負けた川崎F戦で、浦和が負けているのに残り20分ぐらいから足が止まってしまう場面があった。

 前半の終了前10分間と後半の頭から動きがよくなかったので、選手たちはやりやすかったのではないか。
 ただ前半の終盤の山瀬のシュートと小宮山の突破からのシーンで得点が決まっていれば4、5点入っていたのではないか。もちろんサッカーはそう甘くはないだろうが。
 前半の途中までは、うちの選手が自分のゾーンに入ってきた選手をあまりつかみきれていなかった。しかし、その時間帯にしのいだので、こういう結果につながったのではないか。
 後半に2点リードしてからも何度かチャンスがあったので、ああいうところを決めていくようなチームにしていきたい」
 
Q:相手の足が止まった原因をどう考えるか?
 相手チームのことは分からないが、前半の立ち上がりなど行き過ぎる部分があるのかもしれない。また、ウチの前半から中盤のプレスが良かった点はあっただろう。
 
Q:中村俊輔選手の移籍問題の影響はなかったか?
 全くありません。
 
Q:普段の試合中からポジションを頻繁に入れ替えているが、今日の山瀬と坂田の位置関係について、指示をしていたのか?
 特別には言っていない。普段から言っているように、もっとチェンジして欲しい。渡邉も含めた3人が常にローテーションしてほしい。バランスを考えて、2人、3人がひとつのサイドに固まったりしないこと。また距離が遠すぎてはコンビネーションが組めないので、そのあたりをコミュニケーションを取り合うようと指示している。