浦和戦後 木村監督コメント(J's GOALより)

 代表がいなくて中3日のヤマザキナビスコカップ、ずっと記者会見で話をしているように、内容は良くなっている。今日のゲームも0−1で負けたけれど、今年一番のできだったと思う。しかし勝てていないということは何か問題があるということだと思うので、そのへんを修正していきたい。
 PKは仕方がない。ウチは1点取られても2点取ろうというサッカーを心掛けている。今の浦和の出来なら、十分返せると思っていた。ただ相手GKの山岸がかなり当たっていた。当たるようにしてしまったともいえるかもしれない。
 残り15分で金根煥を上げて2バックにしたが、これはハーフタイムでも指示していたことだ。ただパワープレーという意味ではなく、きちっとサイドからクロスを送ってフィニッシュに結び付けようという意図だった。雰囲気は悪くない。勝ち星を奪えれば、上昇していける兆しはあるので、前向きにいきたい。
 
Q:内容が良くても結果は出ていない。その中で雰囲気が良いということは、どういう心理マネジメントをしているのか?
 特別なことは何もしていない。競争させていること。そして強調しているのは、チーム全員がいいライバルだし、いい仲間だということ。1勝すれば、もっと盛り上がれる。
 
Q:1点取るのは、難しいもの。ゴールを奪うためには、どういう方策を採っていこうと思うか?
 今までやっていることを、やり通すしかない。これでチャンスが作れないのなら根本から変えなければならないが、チャンスは作れている。ただ最後の最後で崩し切れているのかという部分は追求していかなければならない。