ガンバ大阪戦後 木村監督コメント(J's GOALより)

 ガンバが連戦になるのに対して、ウチは1週間空いていたので、いいコンディションで今日を迎えられた。河合が出場停止になったのをはじめ、コンディションの点などを考えて、鳥栖戦から何人かメンバーを変えた。
 今日のゲームプランは、G大阪−名古屋では名古屋がG大阪は疲れていると考えて構える感じで試合に入っていたが、ウチは逆に立ち上がりからアグレッシブに行こうと話していた。ちょっとチグハグになったが、途中から徐々にペースはつかめたと思う。
 ハーフタイムで、多少修正をして、やはり立ち上がり15分は前からボールを取りに行こうと指示をした。後半の途中で相手の運動量が落ちてきたところで2枚代えた。その清水からいい形はできていたが、退場がちょっと痛かった。10人になったことで3−4−3から3−4−2に変えて、前線の大島でタメが作れればチャンスになるかと考えていたのだが…。
 最後はカウンターでやられた。選手は最後まであきらめずに指示通りに戦ってくれた。リーグの終盤からチーム状態がよくなっていた。選手たちを決勝まで連れて行ってあげられなかったことは、悔いが残る。勝負はちょっとのところだが、そのちょっとのところを来年は変えていきたい。
 来季は今季のベースは変えないかもしれないが、もう少しシステムを試したい。その他にもやり残したいくつかのことに最初から取り組んでいくつもりだ。