札幌戦後 木村監督コメント(J's GOALより)

 今日の天皇杯初戦に向けては、リーグとは違った大会だが、やはりモチベーションの高い、天皇杯に出たいという気持ちの伝わってくる選手を使うと話していた。立ち上がり10分15分は、地元・横浜での試合でもあるので主導権を握ろうと、前からプレスをかけた。兵藤の決定的な形もありいい時間帯でもあったが、ちょっとバタバタするシーンもあった。後半の立ち上がり15分ぐらいまで耐えたら相手の運動量が落ちてくるだろうと考えていた。そのとおりに進めて、いい時間帯に前半に決定機で決められなかった兵藤がゴールを奪ってくれた。田中裕のクロスもよかった。まだ時間もあったので、もう1点、追加点を取りに行こうと声をかけた。決定的な場面もあったが、決めることができず、最後の時間帯で、またバタバタした。リーグと違った天皇杯、この初戦を勝ててよかった。僕よりも兵藤本人がホッとしているだろう。これで吹っ切れて、余裕が出れば、これからさらに点が獲れるのではないだろうか。