東京V戦後 岡田監督コメント(J's GOALより)

 これだけ1勝をすることが大変だというのは、今までなかなか経験がない。選手たちもかなり緊張感を持って臨んでいたようだ。ここ数試合と同様に前半、チャンスを作りながらも決められなかった。ハーフタイムで、こういうゲームでは、後半は必ず流れが変わる。そこをどこまで辛抱して乗り切れるかと選手たちに話していた。後半、その予想通り苦しい時間帯があり、ピンチを迎えてまたかというムードも感じられたが、選手たちはよくここをこらえて、しのいでくれたと思う。1勝はしたが、次も勝って連勝に繋げていきたい。

 キャプテンマークを松田がつけたのは、中澤がここのところ精神的にかなり大変そうだったので、チームリーダーの一人である松田につけてもらった。久保は、本当は45分間のプレーの予定だったが、試合の流れから、どうしても替えることができなかった。最後は動けなくなったが、ターゲットとして頑張ってくれたと思う。決定機に決めることはできなかったが、相手にとっては一番嫌な選手だ。これから、もう少しゲーム感覚が戻ってくるだろう。