ガンバ戦後 選手コメント(J's GOALより)

中西永輔選手

 那須のワンボランチ、スリーバックがうまくいって、いい試合だったと思う。まだまだJリーグもあるが、この悔しさをJリーグで晴らすと言うには、今年のウチは結果が出せていないので、来年につなげていくよう1試合1試合戦っていくしかない。今日のような試合を続けていければいいと思う。天皇杯もあるが、どういう位置づけで戦うのか? 優勝すれば、確かに再来年のアジアチャンピオンズリーグへの出場権も得られるが、今の段階では何ともいえない。

 
ドゥトラ選手

 90分、延長を通しての120分間、ガンバの攻撃をしっかり抑えることができて、いい試合だったと思う。ガンバのチャンスは2、3回くらいしかなかったと思う。逆にF・マリノスは自分も含めて、いいチャンスをたくさん作ることができただけに、90分で勝たなければならない試合だった。PK戦でもウチは気持ちのうえで負けていなかったが、勝ちたいという気持ちは相手も同じこと。わずかにガンバの方が勝っていたのだろう。
 これからまだJリーグの試合もあるが、今年のウチは実力を出し切っていない。まだまだ自分たちの力はこんなものじゃないということを見せたい。練習を重ねて、修正すべきところを修正して、これからの戦いに臨みたい。

 
中澤佑二選手

Q. 開始早々、前半2分で惜しいファーストシュート。頭ではなく、右足で行ったのは?
 頭で行くことも考えたが、足のほうが正確だと思ってインサイドで蹴った。思いっきり体を預けて頭で行ったほうが良かったのかもしれない。無心で行かなければ。こうしたチャンスを確実に決めきれないのが、今のウチの課題。あれだけチャンスをつくり、シュートを打ったのに、2点目が取れない。早く決めていれば、延長を戦うこともなかったのに。
 中断期間をはさんでJリーグ残りの試合、がむしゃらに行くしかない。下のほうも詰まってきているので、危機感を持ってやらなければ。今年のウチは良かったり悪かったり、の繰り返しだが、今日のようないい試合を毎回できるようにならなければならない。