浦和戦後 選手コメント(J's GOALより)

松田直樹選手

「13連戦を通して勝ち切れなかった試合が多かったのは、とても悔しい。ガンバ戦(4月16日)をピークに、その後はグラグラだった。中2日で試合なので、修正しようにも、頭の中がクリアしきれず、どんどん悪い方向に行っていた。疲れているのを言い訳にするのはイヤだが、課題を数え上げたら、切りがない。岡田監督も『毎年、いいことは続かない』と言うように、今はいい勉強をさせてもらっていると感じている。とにかく、連戦中は合宿みたいに皆でいろいろ話し合うこともできたので、チームの団結力は強まったと思う。いま、Aチーム、Bチームと分けて練習しているけれど、どっちがAチームかわからないくらい(笑)。これからがとても楽しみです。とにかく、Jリーグは残り試合も多いので、まだあきらめていない。しっかり休んで切り換えます」

 
田中隼磨選手

「中2日の試合が続くなか、皆で一緒にいる時間が長かったので、選手同士いろいろと話し合うことができた。結果はついてこなかったが、団結力は高まったと思う。13連戦が終わって、これから疲れは出てくると思うけれど、自分自身体重はそんなに落ちていないし大丈夫です。中断とはいっても、ACL(5月25日、三ツ沢球技場)やプレシーズンマッチ(6月1日ユベントス戦、同12日FCバルセロナ戦)もあるので、気持ちよくチームを立て直していきたい」

 
大島秀夫選手

「(前半の惜しいボレーシュートについて)ドゥトラがいいボールを出してくれた。彼のタイミングはわかりやすい。なのに、決められなくて残念です。ハーフタイムの指示で、相手DFの裏に飛び出していこうとしていたが、最後の詰めが今ひとつだった。なかなか勝負できるボールがもらえなかった。連戦を通じての課題は、コンディションの維持。難しいことだが、悪いなりにもちゃんとできる力を付けていきたい」

 
那須大亮選手

「連戦の間、流れが悪かったので、この中断期間に立て直していきたい。切り換えます!」

 
山瀬功治選手

「日程的にJリーグの他のチームよりきつかったのは確かだが、中断でしっかり休んで、リフレッシュして、チーム戦術をしっかりやっていければと思う。まだリーグ戦も試合数があるので、巻き返しも可能だと思う。(故障から復帰して)ボールに触っていくうち、イメージどおりのプレーが徐々にできるようになってきている。ただ、それを90分通して継続できなければ意味がない。もっとボールに触らなければいけないと思うし、そういう意味で、コンディション的にはまだ不十分かなと思う。サッカーの体力は、試合のなかでのアップダウンが激しいので、実践の中で付いてくるもの。練習だけではなく、もっと試合をこなしていくことで付いてくると思う。いまできることは『自分らしいプレー』を積極的にゲームの中で出していくこと。もっと『自分はこういうボールをもらいたい』と要求していくことで、周りの選手にもわかってもらえると信じている」