大宮戦後 岡田監督コメント(J's GOALより)

「前半はそれほど悪くはなかった。ただチャンスにゴールを決められなかった。

後半は、あせらずにいこうと話していたのだが、ミスから失点してしまい、そこから前がかりになった。しかし何とかPKから同点に追いつけた。ウチは引き分けではつらいので勝ちにいくために4バックにしたのだが、ボランチがいなくなってしまった。これではこぼれ球が拾えず苦しい。

試合は負けてしまったが勝ち点1とゼロでは、そんなに差はないでしょう(笑)。これで崩れてガタガタしてしまうようでは困るが、うちはそんなチームではないと信じている。

大宮の攻撃はいつもと同じで、攻め自体に怖さはなかったが組織的なディフェンスが素晴らしかった。守備でバランスを崩さずセットプレーやカウンターからチャンスをつかむというサッカーは、どこでもしてくると思うが、きょうはウチが崩しきれなかったということだろう。

いま、体力的な疲労はヤマを越えたが精神的に、週2回何気なく試合をこなしていく中で、どこかメリハリをつけなければならないと痛切に感じている。

きょう負けたことがインパクトになる。選手たちもわかっているはずで、連敗するとズルズルいってしまうから、次の試合に全力で勝ちにいかければならない」