深セン戦後 選手コメント(J's GOALより)

上野良治選手

「シュートの場面は狙ったところに行った。去年もアジアのクラブと試合をしているんで、その激しさに戸惑いはなかった。2年連続でJリーグ優勝をしていると、こんなにも違うのかと思う。今日はコンディションの見極めをしつつ、どんどん前からプレスをかけようと思った。攻撃陣に大介(奥)がいなかったけど、それなりにはできたと思う。ボランチのポジションについては、那須と役割分担しつつ、よくできた」

熊林親吾選手

「ゴールはうれしかった。FWは初めてだったし、自分にできることは身長もないし、走ることだけだと思った。とにかく走った。結果を出すことが次につながる。横浜FMは環境も選手もトップレベル。加入1ヶ月でゴールできてよかった。
J1はスピードもプレーの質もすべて違う。初めて横浜FMに入ってきた時は、何よりもスピードに戸惑った。磐田にいた時は質の高いサッカーを経験したけど、J2は違う世界。スピードの部分がいちばん違った。最初は体脂肪率も高くて全然走れなかったけど、オーストラリアで走って3.5%体脂肪を落とした。痩せるとこんなにコンディションがよくなるのかとプロ6年目で改めて気づいた。やっと試合に出してもらえるレベルになった。もう1ヶ月したらもっとよくなる。
今日はFWの位置に入ったけど、守備の時は動いて、攻めになったら少し下がってボールを引き出しながら展開しろと指示を受けた。岡田監督はどの位置でも個人のプレーを引き出そうとしてくれる。他の監督は『FWなんだからもっと前で』と言うかもしれないけど、岡田監督は違う。だからすんなり入れた」

坂田大輔選手

「ケガ? 左ヒザの内側(じん帯)ですね。競り合った時にぶつかったのか、どうなったのかよく分からないけど、着地した時にまずいと思った。立ち上がろうとしたけど、また痛みがあったし…。病院は日本に帰ってから行く。ヒザは初めてだし、どんな状況かまだよく分からない。走ってても抜けるような感じもあったからね。今は歩いても特別に痛いわけじゃない。自分としてはそんなにひどいとは思わないけど…。A3が終わるまでの3日間は休んでいるしかないね」

田中隼磨選手

「今日の相手はプレッシャーも遅かったし、このくらいは最低限の結果。2点しか取れなかったけど、もっとチャンスは作れたと思う。試合に出ていないメンバーも、レギュラーを奪ってやろうとモチベーションが高かった。休んでいるとポジションがなくなってしまうのが、横浜FMのいいところ。いい競争ができている。
僕個人は前半はあまり動けなかった。常に後半のような動きをしないといけない。坂田がケガをした場面? サブのメンバーもいるし、あまり動揺はしなかった。ケガには注意しないといけない。FWがどんどんいなくなるので、早く戻ってきてほしい」

那須大亮選手

「今日はぼちぼち。疲れました(笑)。
この大会は毎試合、課題というか、テーマを決めながら戦っている。今日は自分たちのサッカーをしようと思ってピッチに入った。ポゼッションをしながらメリハリのある攻撃ができたんじゃないかな。今日は今季2試合目の公式戦で、だいぶ試合にも慣れてきた。試合勘も戻ってきている。やっと自分たちのリズムがつかめてきたかなという気がする。
ボランチの関係? 良治さんが動くたびに声をかけてくれた。どちらかが上がったら、どちらかが下がるという形でやったけど、いいポジショニングはできた。下がり過ぎなくてよかったと思う。
今日は厳しい時間帯もあった。前半もそうだし、後半も点を取ってからリズムが悪くなった。でもそこをしのがないと意味がない。ボランチが最終ラインに吸収されないように気をつけたつもり」