2004 J1年間優勝チーム監督・キャプテンコメント

岡田武史監督コメント:

「年間優勝できましたが、勝負は時の運。運がよかったと思います。

サントリーチャンピオンシップ第2戦では、退場者が出て10人になりましたが、試合中でもあり、声がかけられなかった。試合前のミーティングでも、戦術的なことは何も言わなかった。選手たちが自主的に『今、自分が何をしなくてはならないか』を判断してやってくれた結果です。

来年はAFCチャンピオンズリーグを戦うことになりますが、今年も戦ってみて感じたことは、Jリーグと両方を戦うのは確かにリスクも大きい。ただ、日本を代表してこの大会に出られることは光栄に思いますので、頑張ります」

優勝特番などでは、ACL出場での負担増を快く思っていないような発言をしていましたが、今回は一転前向きな発言をされています。
岡田監督の発言は、本心なのか協会やフロントへのけん制なのかわかりづらいことが多いですね。まあ、それも名将と呼ばれる人間の特徴なのかもしれません。
 

奥大介キャプテンコメント:

「年間優勝の余韻は、そんなにない。もう天皇杯に向けて切り替えています。優勝できたのは、選手、スタッフ、サポーターの力を合わせることができたからだと思います。来年も、この壇上に立てるように頑張ります」

優勝の余韻は、無いというより浸っている時間が無いという方が正しいように思えます。天皇杯の日程を考えるのは、1シーズン制に移行する2005年の前年、今年こそが相応しかったのですが残念です。