木村和司新監督 就任記者会見

12月14日(月)日産スタジアムにおいて、木村和司新監督就任記者会見が行われました。
会見には嘉悦 朗 代表取締役社長代行、下條佳明 新チーム統括本部長、木村和司 新監督が出席。
木村新監督は、力強く抱負を語りました。
 
嘉悦 朗 代表取締役社長代行

 まず、今回の監督ならびにチーム体制の変更の経緯について、簡単にお話したいと思います。
 昨年、F・マリノスは育成型クラブへの転換ということで、3年間を前提に取り組んでまいりました。
 ただ、私たちはプロのクラブですので、結果がどうだったのかというところも大変重要でした。けれど、J1リーグ戦が勝ち点46の10位。昨年が勝ち点48の9位でしたから、比較するとほぼ横ばい。むしろ、一部悪くなっています。得点・失点を見ても、昨年から改善はほとんど見られておりません。従って、育成型とはいえ、1年目、ホップ・ステップ・ジャンプのホップができていないということになります。つまり改善のタンジェントは見えなかった。これが交代につながったポイントであります。
 また中身を見ますと、失点は上位から数えて3番目と少ないですけれど、得点が順位と同じく中位(9位)。それから引き分けが13と、これはJ1最多です。つまり、うまく守れてはいるけれど、効果的に攻めて勝ち切れていない。ここが現在のチームの大きな課題であるという認識に立っています。
 従いまして、効果的に攻めて勝ち切る、ことを考慮し、新統括本部長に下條、監督に木村和司、この二人にお願いしました。心技体の充実に向けて、この二人なら十分な能力と経験を発揮できると考えています。

 
下條佳明 新チーム統括本部長

 私はF・マリノスにずっといまして、トップチームの強化に携わるのは6年ぶりになります。当時は岡田監督のもとで優勝したときですけれど、それ以降、タイトルからちょっと遠ざかっていますけど、やはり伝統と優勝するという意味で、強いチームづくり、そして愛されるチームづくりという点を念頭に置きやっていきたいと思います。
 強いチーム復活をめざして、力を合わせてやっていきたいと思いますので、よろしくお願いします。

 
木村和司 新監督

 この度、監督に就任することになりました木村です。F・マリノスを立て直すために、社長代行をはじめチームの皆さんが自分に賭けてくれるということは、喜ばしいことであり、同時に責任ある仕事をしていかなければいけないとも思っております。
 強いチーム、常に上位にいて最後まで優勝争いをするようなチームにしていければと思っております。

 
オフィシャルより)