ガ大阪戦後 木村監督コメント(J's GOALより)

 ナビスコカップ準々決勝ですが、前節でJリーグが半分、全チームと当たって、5割の勝率を目指そうと。(リーグ戦の)山形戦で逆転負けをして、ショボンとした部分もあったのですが、切り換えようと挑んだ試合でした。

 半分の試合が終わる中で我々は若いチームですが、その中でもベテランを使って来たつもりでいて、ただ、ナビスコカップも含め後半戦に向けては今まで控えだった選手や若い選手を使うということを伝えていました。これは今までの選手がダメだということではなく、ナビスコカップも含めて、総力戦でいく、と。今選手が28人いますが、24人は現時点で大きな怪我がないので、普段チャンスがなかった、長谷川や金というのを今日は先発で使いました。今日の試合が終わりまた中2日でJリーグの新潟戦がありますから。

 なるべく早い時間で選手を替えたいと思っていて、前半いい時間帯にPKで先制できたので、積極的に、後半あたまから2人の選手を替えました。後半あたまにコーナーキックのセカンドボールからとられましたが、後半はしっかりカウンター狙いでといっていた中で、坂田やベテランの松田が決めてくれた。

 ガンバに支配されるのは分かっていましたが、『自陣でブロックを作ってカウンターを』と言っていた。ただ全てカウンターだと、前線が疲れるので、ポゼッションも有効に使おうと言っていた。今日はリードする時間帯も多かったので。前半戦でガンバとも当たり、やり方は分かっていたので、相手の良さを消しつつ、自分たちのサッカーをといっていた。

 前節が終わって、中3日あった中でうち2日で変則的に紅白戦をやり、この試合に照準をしぼって今日の試合を迎えましたが、選手たちは指示通りのサッカーをしてくれた。
前半リードする中、ガンバもポゼッションしながらシュートを狙っていましたが、そんなに危ないシーンはなかったので…。
次の2ndレグにこの勢いを繋げたいし、まずは次の新潟戦に向けてもしっかり立て直して挑みたい。

Q:アウェイゴールを3つ奪って、第2戦にどう挑みますか?守備的な戦いも考えますか?
 セカンドレグより、今はまず目先のJリーグの試合があるので。またセカンドレグが近づいたらその試合のことを考えます。今選手は河合と清水以外はケガ人がいません。もちろん、アウェイゴールを3つとれたのはすごく大きいと思いますし、それに沿って次の試合を戦うのはもちろんですが、まだセカンドレグのことは考えられません。