東京戦後 木村監督コメント(J's GOALより)

 GW期間の5連戦を終えて1週間あいだが空く中、2日間休んで調整して臨んだ。
 システムをいじって一戦目のゲーム。前半は相手の勢いに守備的になってしまった。ボールを奪っても、前線の選手がきちんとキープできず、ミスが多く、なかなか攻撃の形が作れなかった。
 後半に修正したが、CKからのこぼれ球を決められた。その後は、選手が気持ちを切り替えて攻撃には出たのだが・・・。
 残り15分を切ったところで金根煥を入れたが、パワープレーじゃないと話したのだが、最後は勝ちたいがあまり、放り込みに出てしまった。
 システムうんぬんより、前半ミスが多かった。FC東京は前から来るし、勢いをつけさせたら相手のサッカーになるという話はしていた。
 ただ、両サイドが3−4−3でやっているときよりは、前に大きなスペースがあって出て行ける。でも、やり切れない、やり切らない部分があり、その辺は多少修正していかなければならない。
 来週ナビスコカップの試合)があり、連戦になるので、ゲームの中で、試合をやりながら修正していきたい」
 
Q:ハーフタイムの指示は?
 システムではなく、前線の選手の動き出しが遅いと話した。タテの関係が遠いとも指摘して修正した。後手を踏んではいけないとも言った。行けるときに思い切って行けと。強調したのは出し手と受け手の関係。消極的なパスをして奪われてカウンターを食らう繰り返していたので、その辺を修正したつもりだ。
 
Q:システムは、このまま続けるのか?
 ころころか形を変えてもしょうがない。僕の中にあるのは、コンディションのいい選手を使いたいときに、多少ポジションが違っても使ってあげたいということ。システムありきではない。だから最低2、3のポジションをやらせるつもりでトレーニングに取り組んでいる。