浦和戦後 選手コメント(J's GOALより

大島秀夫選手

 前半はベンチから見ていても、いい形で点が取れていたので、いけるかなと思っていた。相手の流れになる時間帯は、どんな試合でもあるので、そこで耐えることが大事。自分としては久しぶりに試合に出られたのは良かったが、ゲームを決めるゴールを決めたかった。失点した以外は、チームとしてのサッカーがよくできていた。PK戦とはいえ、いい内容で勝てたと思う。

 
小宮山尊信選手

 疲れました。あと1点決めていれば、早く試合も終わっていたのに、チャンスがあったなかで決められなくて、逆に自分たちを苦しくしてしまいました。相手はレッズだし、リーグ戦とは違う大会とはいえ、このいい流れのままリーグ戦に入っていくことができる。PK戦までいって勝ったことで、チームも一つになれたことが良かった。

 
田中裕介選手

 PK戦を蹴るとは、オレも思ってなかったです(笑)。真ん中に蹴ったけど、狙いよりは低かった。でもとりあえずふかさないこと、思い切って蹴ろうと思いました。久しぶりの120分、疲れました。最後は誰かが無理をしないといけない展開だった。浩吉さんも『走って死んで』って言っていた通り、とりあえず走ろうと思った。足は大丈夫だけど、最後はちょっとパンパンになった。ポンテ選手にも抜かれたし。彼は右に流れて、起点を作るので、怖かった。

 天皇杯は自分にとって、縁のある大会だと思う。去年は延長で負けたので、リベンジしようと話していた。遠くまで来てくれたサポーターもいるし、ケガの(中澤)佑二さんや、遠征に来れないメンバーの分も考えた。PK戦はそういう人たちに恥じないよう、思い切って蹴りました。いい意味で集中できた。