神戸戦後 選手コメント(J's GOALより)

上野良治選手

 ミスもあって失点を重ねたことも、ある程度仕方ない面がある。最初の10分はプレスをかけてボールを取ろうという意図はあったが、2点目を取られたときから、やろうとしていることが皆バラバラになってしまった。意図をハッキリさせなければならなかった。やられそうな感じはしなかったんだけどね。(選手たちは)頑張ることは頑張っている。キツイです。(バウンドを巧く合わせたゴールについて)ラッキーボーイです。

 
山瀬功治選手

 今日の結果は結果として、反省すべき点も多々あるのだが、切り替えて次の試合に臨むことが大事。キャンプからチームとしてやろうとしているサッカーは、少しずつ全体に浸透しているけれど、練習の場と実戦の場は違うので、この段階で完璧にできるものではない。多少チグハグしている感じはあるけれど、今年のチームは新しいことにチャレンジしているのでしょうがないと思う。今はフィットするまでの苦しい時期。そのなかで、少しずつでも前に進んでいけば、チームとして成長していけると思う。

 
那須大亮選手

 最後は集中が切れちゃったことはあるけど、いろいろな要素が重なった結果の4失点。後半2点目を取られたことで、後ろの枚数を減らしてリスクを冒さなければならなくなった。後手後手になってしまった。でも、11人対11人で内容の上で負けたわけではない。1人少ない状態でも勝ち星を拾わなければいけないんだけど、悲観的になる必要はないと思う。10人になったときの戦いを煮詰めなければ、点も取れないし、守れないので、選手間でそのへんを詰めていかなければならない。
前線の選手に縦パスが入っても、2列目が連動せず、動きが重なってしまった。個々が孤立してしまい、中の枚数が足りなくなった。そのへんも近いポジション同士の選手で話し合っていかなければならない。まだ3試合なので、次のナビスコカップは切り替えていきたい。今日の負けをかみ締めながら頑張りたい。

 
中澤佑二選手

 前半は10人になったけど、いい形で終えることができた。でも、2点目を取られた時点で集中も切れたし、チーム全体もバラバラになってしまった。課題もいろいろあるが、(第3節の)早い段階で出たので、試合に出た選手も出なかった選手も、どういうふうに改善していけばいいか、コミュニケーションを取っていかないと、どこまでも転がっていってしまう。悪いイメージばかり先行しているが、いいイメージを持ってナビスコカップに臨みたい。