鹿島戦後 水沼監督コメント(J's GOALより)

 試合結果よりも、あの失点の場面でフェアプレーという精神を考えた場合、ちょっと悲しい気がします。長年サッカーをやって、そして外から見て、いろんな経験をしていますが、ああいうカタチになったのは非常に残念です。結果に関してはアウェイということもあり、2戦で勝負を決めるんだ、ということを選手にも言ってきたので、それを選手たちが我慢して冷静に対応してくれました。我々の選手を讃えたいと思います。
 
Q:ハーフタイムにはどんな話をされたのでしょうか?
 まずはあの場面を忘れするしかないない、と。二戦が勝負だから我慢しろ、ということを言いました。
 
Q:上野選手と大島選手を代えた意図とは?
 上野はプレーが続行不可能です。30分ぐらいだと思いますけど足首を捻挫して相当腫れています。付け加えれば、その後の15分間をプレーしていたことはすごい精神力だと思います。
 
Q:(失点のシーンは)ルールとしては審判が止めない限り続行できると思いますが?
 そうですね。ああいう状況になったので、冷静さを欠いた部分はあったと思います。ただ、頭でしたから。そこがなぜなのかな、というのが僕の中にはあります。前半20分くらいで、もちろん最初から勝負がかかっているわけですが、時間帯を考えてくれれば、1回外に出して欲しかったなというのが率直な気持ちです。
 
Q:後半の交代について、中盤の選手を入れるという選択肢もあったと思うのですが、あそこで大島選手を入れた理由は?
 まず前線に起点が欲しかったということです。中盤が圧倒されてサイドをどんどん突かれていたということで、起点が欲しかったのとサイドからプレッシャーをかけやすくしたかったという狙いです。