京都戦後 岡田監督コメント(J's GOALより)

久保竜彦選手

 1点目はGKが弾いたボールがいいところに来てくれた。2点目もマルケスがいいボールを上げてくれたおかげ。チームが勝てて良かったです。

 
奥大介選手

 左サイドの攻撃はうまくいっていると思うが、もっとタッチ数を減らしてボールを回せればよかった。ディフェンスはまだボカシている部分もある。ラインも後半は下がってしまった。京都も後半は自分たちのサッカーを取り戻してきたので、ああいう展開でも崩せるようにしなければならない。

 監督には、左サイドの攻撃はブラジル人トリオが作るから、右のサポートを意識しろと言われた。今日はそういう展開にはならなかったし、この試合だけで(自分たちのサッカーができているか)判断はできない。タツ(久保選手)は自分の見る限り、いいんじゃないかと思う。よく動いていたし、守備も追うところは追っていた。

 
マグロン選手

 開幕戦に勝ってチームがいいスタートを切れたことが何より嬉しい。自分のゴールはおまけみたいなものです。昨年は途中からの加入だったので、ブラジルとの違いに戸惑うことも多かったが、今年は考え方も変えて、日本のサッカーにも慣れて、日々良くしていこうとしている。何より大事なことは、自分のプレーでチームに貢献したい。そして、目標である優勝を勝ち取りたいということです。

 
吉田孝行選手

 今日の試合は、全員でプレスを激しくしようと意図して入った。立ち上がりの10分、流れの中で行けるだけ行こうと。気持ちは入っていましたね。でも、もう少しリラックスして、つなげればよかった。(4−1という)結果より、内容にまだまだ満足していない。今日は左サイドにボールがある時間が多かったので、もう少し右で崩せるようにしなければならない。連係にも課題が残る。あと、全体的にもっと落ち着いてつなげれば、良かったと思う。

 右サイドでは、前半マツ(松田選手)と何回か合わなかった部分もあった。次の試合では、そうしたところを修正して行きたいと思う。前線の決定力は高いですね。タツマルケスのおかげで助かります。自分にもチャンスがあったので(前半36分、ドゥトラのクロスに右足アウトでシュート)、あそこで入れていたらもっと楽になっていた。

 
栗原勇蔵選手

 これだけ点数が入ると、ディフェンスとしても楽な展開。でも、4−0になってから守備の意識が全体的に薄くなっていたところもあった。危ない場面もいっぱいあった。佑二さん(中澤選手)と久しぶりに3バックを組んだので、かぶってしまう場面もあったけれど、話し合って修正できた。