岡田監督の続投が確実

 横浜Mの岡田武史監督(49)が来季も指揮を執ることが29日、確実となった。岡田監督は「ことしの成績はわたしの責任。ただ戦いのなかで新たにトライしたいこともできた。新しい挑戦として4年目というのもいい」と心境を説明した。
 クラブ側は今季の不振を監督だけの責任ではないとみており、長期的なチーム強化を任せる方針。交渉に臨んだ中村勝則取締役は「非常に感触が良かった」と話した。年内にも正式契約を結ぶ見込み。
 
・以下インタビュー

―正式に複数年のオファーを受けた。
 こんな成績でやってもらいたいと言われ、ものすごくありがたい。魅力のある仕事。気持ちとしてはやってみたい。
 
―来季で4年目の長期政権。同じ監督が3年以上指揮するのは良くないという持論があるが。
 今年は戦いの中で新しく気づいたことや、トライしたいことも出てきた。4年目という新しいチャレンジをしてみるのもいいかなと思った。
 
―チームから年俸などの契約条件の提示は。
 そこまで煮詰めていないが、できれば複数年でということだった。ただわたしの年俸(推定1億円)が下がるのは当たり前。90%カットとかになったら勘弁だけど。
 
―まだ正式なサインはしていない。
 補強はしてくれるのか、してくれないのか。予算もしっかりしていない。この時期からの補強は難しいだろうし、その辺をはっきりさせなくてはならない。
 
―今季はリーグ戦で優勝争いに絡めず、アジア・チャンピオンズリーグも1次リーグ敗退と低迷した。
 チーム側は違うと言ってくれるが、間違いなくこの成績はわたしの責任。だがその分、(来季への)モチベーションはあるよ。こんな(悔しい)シーズンだったから。

(全文は、神奈川新聞で。)

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