名古屋戦後 岡田監督コメント(J's GOALより)

 あれだけチャンスがありながら、なかなか得点が奪えず、数少ないピンチが失点に結びつく。悪い状況というのはこういうことが起きる。後半、中3日での試合のために足が止まったものの、選手たちは最後まであきらめずに懸命にゴールを目指してくれた。それがあのPKにつながったと思う。神様から、ごほうびをもらったようなものかもしれない。これで一つ風向きは変わる。いつも選手たちに言っているのだが、連敗しているときに一気に解消しようとすると、しっぺ返しを食ってしまう。ドローから徐々に立ち直る方がいい。水曜日のゲームで、そのドローがつかめるかと思ったが、それを逃していた。きょうの引き分けで、やっと9月は立て直せる。そして10月のナビスコカップに向けて調子を上げていきたい。

後半の立ち上がりの失点は、前半がよかったので、なんとなくフワっと入ってしまった。流れが悪いときには、シュート数で大きく上回っても、一本のシュートでやられてしまうものだ。こういう状況から脱出するには、とにかく結果を出さなければならない。きょう引き分けで、これからは安定した戦いができると信じている。
リセットして望もうと話した9月の緒戦での引き分け。この結果には満足している。