千葉戦後 岡田監督コメント(J's GOALより)

 まず、きょうは両チームともよく走り、リスクを恐れずよく攻め合った。素晴らしいゲームをしてくれたと思う。
前半から決定機を外していたので、難しいゲームになるなと考えていた。後半に1点を奪えて、カウンターから2点目を奪えればと考えていたのだが、またチャンスに外しまくっていたら、やはり同点にされてしまった。その後も、圧倒的に攻めていたがなかなかゴールが奪えず、これだけ圧倒していて勝ち点1とは理不尽だ、神様を恨もうかと思っていたら、最後に素晴らしいプレゼントをもらった。
これは選手たちが最後まで頑張ってくれたからだろう。選手たちの活躍に感謝したい。
前半ドゥトラの攻めが少なかったのは、きょうは上野を左に置いて前に出て行くように指示していたから。出て行くタイミングがワンテンポ遅れたのではないだろうか。後半はサイドチェンジで上がっていける時間ができた。
ボランチには90分持たなくてもいいから、2トップのフォローをするために前に行くように話していた。とくに、今日は上野の運動量は素晴らしく、32歳とはとても思えないほどだった。勝ち点1と3の違いは大きい。この勝利でチームに活気も出てくるだろう。