東京V戦後 選手コメント(J's GOALより)

田中隼磨選手

「内容的にも完璧で、素晴らしいゲームができたのに、2-1とリードしてからの試合運びを誤ってしまいました。東京V(2002、2003シーズンに在籍)には特に負けたくないという気持ちが強かったので、すごく悔しいです。
個人的にはゴールを挙げることができましたけど、いくら自分の調子が良くても、チームが勝てないとしようがないです。まあでも、この負けの教訓を、Jリーグが開幕するまでの1週間で調整して、リーグ戦、そしてAFCチャンピオンズリーグの戦いに活かしていきたいと思います」

ドゥトラ選手

「A3 NISSANチャンピオンズカップを通じて、チーム全体の調子はだんだん良くなってきています。それだけに、今日は勝たなければいけない試合でした。来週からJリーグが始まりますが、去年より状況は厳しくなってきているので、チームの全員でしっかり準備して臨まなければならないですし、それはしっかりできていると思います。
個人的には、まだまだ本調子ではありません。フィジカル的には問題はないのですが、問題は技術面です。たとえば、FWに当てるクロスボールの精度、ディフェンスから攻撃への展開などです。これから試合を重ねながら、もっとレベルアップさせていきたいです。日本に来てから5シーズン目になりますが、今まで満足できたシーズンはないので、今年こそ100%の力を出し切った自分のプレーをサポーターの皆さんにお見せしたいと思います」

大島秀夫選手

「久しぶりの90分フル出場で非常に疲れましたが、これからどんどん試合に出続けることで慣れてくると思います」
 
Q.ケガ(スポーツヘルニア)の回復状況はいかがですか?
「もう大丈夫です」
 
Q.奥選手が大島選手のプレーを評価しているとのことですが?
「うれしいです(笑)。僕も、自分の周りで衛星的に動いてくれる選手がいると、すごくやりやすいですから。横浜FMでのプレーにも慣れてきましたし、自分が得意とする前線で起点となる動き出しのタイミングもだんだんつかめてきました。あとは、今日のワシントンのように自分でシュートに持っていく形をもっともっと増やしていきたいと思います」
 
Q.久しぶりの横浜国(1998年、横浜フリューゲルス在籍時以来)でのプレーだったのでは?
「ここで骨折してしまったんです(笑)。でも、心機一転頑張ります!」
 
Q.J1でやれる自身もついてきたのではないですか?
「J2とはプレーのスピードも精度も全然違いますけど、ある程度やれる自身はついてきました」

中西永輔選手

「ワシントンは体が強い選手ですね。体の入れ方もうまい。ボンバー(中澤選手)も久々に苦しんだんではないでしょうか。前線でボールをキープできる選手が入って、東京Vもますます手ごわいチームになりましたが、きちんと研究していけば何とかなると思います」
 
Q.今日の試合、中西選手が後ろでインターセプトして、攻撃につなぐシーンが多かったですね
「たまたまうまくいっただけです(笑)。東京Vはボールをつないでくるチームなので、どこに出てくるか狙いどころがわかっていましたからね」
 
Q.センターバックの真ん中に入って、ラインコントロールはうまくいきましたか?
「できていたと思います。前半、後ろでボールを回しているところを狙われたりしましたが、前半の途中から非常にいいサッカーができました。まあ、あんな形で負けてしまいましたが、勝負なので仕方がないことですね」
 
Q.Jリーグの開幕まで、あと1週間。松田選手は肉離れでリタイアしてしまい、残念ですね。
「早くケガを治して戻ってきてもらいたいですね。今の横浜FMは誰が代わりに出ても大丈夫なんですけど、マツには中途半端な状態じゃなく、完璧に治してから戻ってきてほしいと思います」
 
Q.中西選手も足を痛めて途中で交代しましたけど、大丈夫ですか?
「右足をひきずっていたので、監督から“早く代われ"と言われました。右足の軟骨は以前にも痛めた場所ですし、すぐ治るものでもないので、まあ、良いお付き合いをしながら治していきたいと思います」